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病院勤務医と医師会との懇談会

 
第3回 病院勤務医と医師会との懇談会
開催日平成21年6月5日(金)
会 場東京第一ホテル鶴岡
参加者荘内病院勤務医25名 他病院勤務医7名 一般開業医20名
内 容病院勤務医と開業医との親睦をはかる目的で今年で3回目
 ○在宅緩和ケア普及を目指して
 いかにして早期から在宅へ移行させるか ~荘内病院での意識調査から~
 庄内PJ地域連携WG 石橋学先生
 ○医師臨床研修制度 ~これまでとこれから~
 荘内病院 臨床研修プログラム責任者 阿部寛政先生
 ○荘内病院における臨床研修について
 荘内病院 臨床研修医 池上龍太郎先生
   
石橋学先生の講演内容は以下の通りです
   
庄内PJがスタートし荘内病院では20数例経験した
   
受け持った診療所医師たちからの意見
 ・病院は患者を手放すタイミングをも少し早く出来ないか?
 ・早期から診療所医師と連携しながら展開できないか?
   
「がん患者の在宅療養に対する意識調査」の結果から在宅緩和ケアに対する病院医師の意識
 ・地域の医療資源が分からない
 ・在宅医療をイメージできない
 ・在宅へ移行するタイミングが分からない
   
「早期から在宅へ」の対策(病院側)
 ・医師の意識改革
 ・病院看護師が在宅医療を知る
 ・病棟リンクナースの教育・啓発
   
「早期から在宅へ」の対策(診療所側)
 ・診療所医師と病院医師との「顔の見える」関係構築
 ・スキルアップ(緩和ケア・がん治療の最新知識など)
 ・診療所医師へのサポート体制(緩和ケアサポートチームなど)の充実
 ・グループ診療(主治医・副主治医制)の推進
   
まとめ
 ・地域全体(他職種・他施設)として取り組む必要がある
 ・医師の理解、協力は不可欠
 ・在宅緩和ケアの普及は、地域連携のよいモデルとなる