ID : Pass : 新規登録
google
情報共有メニュー
一般のかたへ
医療関係者のかたへ
情報共有WEBログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

Net4U SNS ログイン
メールアドレス
パスワード

次回から自動的にログイン
ホームページ運営協力

平成28年度 地域緩和ケア症例検討会

     
 
第11回 地域緩和ケア症例検討会  3/22 UPLOAD!
  開催日 平成29年3月8日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計27名
(内訳:医師8名、歯科医師1名、看護師14名、ケアマネ1名、MSW1名
    理学療法士1名、作業療法士1名)
 
  内 容  今回は、ハローナースより、左上顎歯肉癌の80歳代男性患者さんの症例を提示していただきました。
 歯科医師、緩和ケア医など多くの医師と病棟・在宅のスタッフの参加も多くみられました。
 頭頸部領域の特殊性を有する中での疼痛コントロールの困難さについてなどを中心に議論し、視察を兼ねて参加していただいた宮城県名取市の岡部医院院長佐藤隆裕先生からのアドバイスもあり、いつもにも増して貴重で活発な意見交換となりました。

 平成29年度 第1回地域緩和ケア症例検討会は、4月12日(水)に荘内病院講堂での開催を予定しています。
 現在進行形の困難事例を、当方よりご相談させていただきます。
 今話題の高齢者の運転の可否や全く協力的でない遠方の家族などについて、皆様のアドバイスを期待しています。
 来月もよろしくお願いいたします
 
 
第10回 地域緩和ケア症例検討会  2/23 UPLOAD!
  開催日 平成29年2月15日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計22名
(内訳:医師1名、歯科医師1名、看護師14名、MSW1名、理学療法士1名、
    作業療法士1名、ケアマネ2名、施設管理者1名)
 
  内 容  今回は荘内病院病棟から前立腺癌、転移性骨腫瘍の80歳代男性の症例提示をいただきました。痛みやADLの低下について治療、リハビリを行いながら、退院調整をする中で、一見良好そうに見えていたすぐそばに住む長男夫婦との関係に大きな問題があり、その背景に本人の借金を含む経済的問題があることが次々に判明し、本人の帰宅願望とは裏腹に、本人がケアマネを短期間で変更したり、家族の拒否とサービスを入れるためのお金を出せない現実などで苦慮された症例でした。結局3か月を要して帰宅を果たしますが、病棟での幾度にもわたる粘り強い面談と何とか本人の希望を叶えたいという強い気持ちが家族を動かし、親せきから経済援助を得る成果をえての帰宅でした。

 在宅では、孫が少しかかわることもあり、家に帰れた感謝も聞かれるなど、本人の満足感も得られたようでした。

 経済的問題をつまびらかにしたがらない中でできること、こじれた家族関係を修復する難しさなどが課題となり、いつもながら、多くのことを学ばせていただきました。

 参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。積極的にご発言いただいた多くの皆さまには心より感謝申し上げます。

 次回の第11回地域緩和ケア症例検討会は、3月8日(水)に荘内病院講堂にて19時から開催の予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 
 
第9回 地域緩和ケア症例検討会  2/8 UPLOAD!
  開催日 平成29年1月11日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計25名
(内訳:医師1名、歯科医師1名、看護師18名、MSW2名、理学療法士1名、
    作業療法士1名、ケアマネ1名)
 
  内 容  今回は進行肺癌、統合失調症、腰部脊柱管狭窄症の60歳代の男性で、退院時カンファレンスを行った鶴岡協立病院病棟と退院後通院している鶴岡協立病院附属クリニックの双方より症例提示をいただきました。ずっと精神科の病院やその関連のアパートに入居していた方で、症状は脊柱管狭窄症による下肢痛と運動障害のみで、肺癌は化学療法を繰り返しており、診断後は元の住まいに戻れず、何十年ぶりに要介護者の母を含む家族と元使用人であるキーパーソンが住む実家に戻ることになりました。ただ、実家は経済的に厳しい状況で、介護力も 乏しく、本人の理解力に不十分さがあり、精 神症状の悪化も懸念されたため、当初より、一般と精神の二か所の訪問看護ステーションが入り、いくつかのサービスも利用がなされました。

 実家に帰れた本人の喜びと家族でのつつましくも穏やかな生活が得られていましたが、下肢の運動障害が増強し、介護量が増し、通院送迎を含めキーパーソンの負担と迷惑をかけたくないという本人の思いで、入院や施設の希望も出されている状況でした。問題に対しての対応はその都度されてはいましたが、在宅で関わる人たちの情報共有と意思統一の課題と貧しい生活状況に家庭そのものへの介入をしたくなる医療介護提供側が持つ誘惑と個々の家庭の生活してきた経緯や生き方の尊重の兼ね合いなどが話題になりました。

 いつもながら、多くのことを学ばせていただきました。参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。積極 的にご発言いただいた多くの皆さまには心より感謝申し上げます。

 次回の第10回地域緩和ケア症例検討会は、今月だけは第3週で2月15日(水)に荘内病院講堂にて19時から開催の予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 
 
第8回 地域緩和ケア症例検討会  12/26 UPLOAD!
  開催日 平成28年12月14日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計18名
(内訳:医師2名、看護師13名、ケアマネ1名、事務2名)
 
  内 容  昨年1度プレゼンいただいた方の経過報告も兼ねていました。
 何よりこの1年、進行がんを抱えながら在宅生活が継続できたことに敬意を払いたいと思います。

 配偶者をなくすのとほぼ同時に自身も進行がんが判明、住み慣れた地を離れ、当地で娘との同居となった方でした。抗がん剤治療を繰り返す中で娘と本人との希望のずれやお互いへの遠慮などがあり、今後の方向性がはっきりとしない状況です。
 近いうちに担当者での方向性の確認や、娘と本人との意向のすり合わせなどが必要だろうと話し合われました。

 話し合いの中で、がん患者さんの患者会の紹介や、軽作業などのできる場の紹介などもありました。

 癌患者さんを地域で支えてゆける街になるといいなと思いました。

次回の第9回地域緩和ケア症例検討会は平成29年1月11日(水)に荘内病院講堂で鶴岡協立病院の症例を予定しています。
よろしくご参加ください。
 
 
第6回 地域緩和ケア症例検討会  10/17 UPLOAD!
  開催日 平成28年10月12日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計24名
(内訳:医師3名、歯科医師1名、看護師16名、MSW1名、理学療法士2名、作業療法士1名)
 
  内 容  今回は入院前の鶴岡協立病院附属クリニックと入院後の鶴岡協立病院病棟より、それぞれに食道がん術後の胃管がんの80歳代男性の症例を提示していただきました。当初は症状はなく治療法があっても本人の意思で拒否され、症状出現後は、無断離院し、黙って近医に受診したり、それでも症状悪化時には救急受診し、家族は「すぐに主治医を呼べ」と怒鳴り、入院後は、点滴が少しでも遅れると治療拒否をしたり、遠方の家族からは遠くて行くのにも金がかかると苦情を言われたり、大変苦労されている報告でした。

 理解度を直接訪ねる重要性やその言動の裏にある気持ちに目を向けることや医療者の枠に引っ張り込むのではなく患者に合せて対応することの必要性などの意見が出されました。また、緩和期の患者が診療を中断して黙って病歴も告げずに他院に受診した場合の情報共有やフォローの仕方などの課題が出され、Net4Uの活用、適切な問診と問い合わせ、戻った時にも批判しない対応など意見が出されました。

 いつもながら、多くのことを学ばせていただきました。参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。積極的にご発言いただいた多くの皆さまには心より感謝申し上げます。

次回の第7回地域緩和ケア症例検討会は11月9日(水)に荘内病院講堂にて19時から開催の予定です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 
 
第5回 地域緩和ケア症例検討会  9/20 UPLOAD!
  開催日 平成28年9月14日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計36名
(内訳:医師5名、歯科医師1名、看護師12名、薬剤師2名、ケアマネ4名、保健師1名、MSW1名、理学療法士1名、作業療法士1名、訪問介護員1名、その他2名(福祉用品販売他)、看護学生5名)
 
  内 容  今回は荘内病院より、右肺がん、脳・肺転移、癌性胸膜炎の70歳代の男性症例を提示していただきました。
 頑固な性格で妻が夫の面倒を見るのは当然という価値観の患者を前に、妻の身体的精神的負担軽減や頻回にくりかえす自主退院と救急受診への対応について、活発な意見交換が行われました。
 訪問看護師の皆さんから、ぜひこういったケースでこそ利用してほしいと頼もしいお言葉が聞かれています。

 2か月ぶりの開催で、参加人数が心配でしたが、参加者36名にのぼりました。

 また、日本海総合病院外科の菅原 浩先生や山大医学部看護学科の看護学生5名にも参加していただきました。

次回、第6回の症例検討会は、鶴岡協立病院の担当です。
10月12日(水)荘内病院 講堂 19:00~を予定しています。
ご参加よろしくお願いいたします。
 
 
第4回 地域緩和ケア症例検討会  8/1 UPLOAD!
  開催日 平成28年7月13日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計32名
(内訳:医師3名、歯科医師1名、看護師12名、ケアマネ4名、MSW2名、理学療法士5名、作業療法士4名、事務1名)
 
  内 容  今回はハローナース(訪問リハビリ)より、90歳代の男性で食道がん末期状態の症例を提示していただきました。
 会場の201会議室は、32名の参加でほぼ満席状態、熱気溢れる活発な討論でさらに熱くなりました。

 かなり個性的で好き嫌いのはっきりした、患者さんに対し、時間をかけて信頼関係を築いてきた中で、急速に悪くなり本人の真意のはっきりしないままの入院となっています。
ご家族の中でも意見が割れており、本人の希望とのずれもあるようです。
対応の難しいケースで、苦労の様子が良く伝わりました。
ありがとうございました。

次回、第5回の症例検討会は、荘内病院の担当で9月14日(水)荘内病院 講堂 19:00~となります。よろしくお願いします。
 
 
第3回 地域緩和ケア症例検討会  6/21 UPLOAD!
  開催日 平成28年6月8日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計22名
(内訳:医師2名、歯科医師1名、看護師15名、ケアマネ3名、作業療法士1名)
 
  内 容  今回は、「訪問看護ステーションきずな」より、十二指腸癌、転移性肺腫瘍、下部胆管閉塞胆道ドレナージ後、右水腎症の60歳代女性の症例提示をいただきました。
 症状がないうちから訪問看護導入し、しばらく痛みもない状態が続きましたが、ADL低下の中でもいろいろなサービス導入は望まれず、最終末期に下血から始まって強い痛みが出現し、1日のうちにオピオイドの導入、そして増量が行われるも、完全には疼痛緩和がされず、そこに看護師の心残りがあるようでした。疼痛については腸管穿孔や腹膜炎合併の可能性や対応としてのオピオイドの投与経路、セデーションの話が出ましたが、むしろ、経過の中で、繰り返して本人の在宅継続の意向を確認され、それを支える家族を支えてケアができた経 過は評価をしてよいのではないかということ、心残りを感じる訪問看護師へのケアのこと、そして、何よりも残された家族の思いはどうなのか、そのためのグリーフケアのための訪問の大切さが話されました。

 いつもながら、多くのことを学ばせていただきました。参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。積極的にご発言いただいた多くの皆さまには心より感謝申し上げます。

次回、第4回地域緩和ケア症例検討会は、7月13日(水)に荘内病院201会議室にて19時から開催の予定です。いつもと会場が異なります。ご注意の上、お越しください。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 
 
第2回 地域緩和ケア症例検討会  5/23 UPLOAD!
  開催日 平成28年5月11日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 3階 講堂
  参加者 地域の医療・介護関係者計28名
(内訳:医師2名、歯科医師1名、看護師17名、薬剤師1名、ケアマネ5名、作業療法士1名、介護員1名)
 
  内 容  今回は、鶴岡協立病院より、肺がん、膵がん、閉塞性動脈硬化症、前立腺肥大症を持つ80歳代男性の患者さんを提示していただきました。

 独居で人との関わりを拒否しており、自分の意思が強く他人からの言葉を聞き入れずいろいろなサービスを勧めても拒否されるが、訪問服薬指導の薬剤師のみが入れるケースでした。

 現在、がんに伴う苦痛はないが、今後、症状悪化時に備えて対応するにしても本人にその気持ちがないため、どのようなアプローチがよいか等の意見交換を行いました。

 参加者からは次のような提案もあり、今後の対応の参考となりました。
 ①100歩譲って相手の立場で考えてみる。
 ②提案型のアプローチに切り替える。
 ③医療側のベストの選択肢を一緒に選んであげる。
 ④どのような選択肢を選んでも医療側として全力で支えることを伝える。

次回、第3回症例検討会は、6月8日(水)19時より荘内病院講堂において訪問看護ステーションきずなの症例検討となります。
よろしくお願いいたします。
 
 
第1回 地域緩和ケア症例検討会  4/22 UPLOAD!
  開催日 平成28年4月13日(水)
  時 間 19:00~20:00
  場 所 鶴岡市立荘内病院 2階 201会議室
  参加者 地域の医療・介護関係者計23名
(内訳:医師2名、歯科医師1名、看護師13名、薬剤師1名、ケアマネ3名、MSW1名、PT1名、OT1名)
 
  内 容  今回の症例は、中部食道癌・左恥骨転移、右腸腰筋転移の女性の患者さんで恥骨、大腿内側・後面、臀部に強い痛みがあり薬物療法のみでの改善は困難で通院治療での疼痛コントロールは難しい状態であるが本人は在宅療養の継続を希望しているケースでした。

 独居のため、近所の叔父夫婦が自宅でサポートしているものの希死念慮、自殺企図もあり、終末期せん妄の影響も強く夜間やサービス不在時の状況把握が困難な中で疼痛やせん妄を抱えた独居の在宅療養患者を支えるためどのような工夫が必要かなどを話し合いました。

次回は、5月11日(水)荘内病院3階講堂にて19時から開催いたします。
鶴岡協立病院より症例を提供していただきます。
ご多忙とは思いますが皆様のご参加をお待ちしております。